2012年11月17日土曜日

第28回東海北陸理学療法学会 参加報告

11月10-11日に三重県四日市市で開催された第28回東海北陸理学療法学会 in Mieで発表を行いました。東海北陸地域の理学療法士が一堂に会し,日頃の研究や臨床の成果を発表し合い,大変盛況な大会となりました。

私は,「ヒトの中強度有酸素運動による脳由来神経因子の反応に関する研究」というテーマで発表しました。この研究では,脳の可塑性を促進し認知症の予防に寄与するとされる脳由来神経栄養因子の運動時の分泌反応を、健常男性を対象に調査しました。結果から,日本人の反応は欧米人のものとは異なる可能性が示唆され,運動強度や期間を変えた更なる検討が必要であることが示されました。発表後には質問や貴重なコメントも頂き,有意義な経験となりました。

この結果を発展させ,認知機能に対する運動介入のエビデンス構築に寄与できるよう,引き続き研究活動を継続していきます。

最後になりますが,研究指導を頂いた大城昌平先生,データ測定にご協力頂いた本田憲胤先生,支援して頂いた職場の皆さまに感謝申し上げます。

D1 合田 明生
第28回東海北陸理学療法学会 (右:合田)

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