2013年6月29日土曜日

第17回静岡県理学療法士学会 参加報告

2013年6月23日に開催されました第17回静岡県理学療法士学会でポスター発表をしてきました。演題は「早産児の睡眠発達と神経行動との関係」で,博士前期課程で行った研究の一部をまとめたものです。

P-07
一之瀬大資(修了生,磐田市立総合病院),杉浦さやか,松井浩之,大城昌平
「早産児の睡眠発達と神経行動との関係」

発表後には主に小児理学療法に携わっている先生方から質問やご意見をいただきました。総合病院に勤務している私にとっては,小児専門病院等で活動されている先生方の話は,新たな学びや気づきが多く,とても貴重な経験となりました。
発表練習の風景です。ポスターも見やすさが
重要だと改めて感じました。
わかりやすい,伝わりやすい,興味を引く発表ができるように
工夫していきたいです。
このように中々会えない先生方と臨床や研究について話ができることが学会の醍醐味だと思います。今後もコツコツと臨床や研究活動を続けて,様々な学会に参加していきたいと思います。

一之瀬 大資  (2012年度 博士前期課程 修了生)

2013年6月26日水曜日

「理学療法開発学」では,小児領域に関心のある大学院生を募集しています!

「小児領域」のリハビリテーションの構築に向けて,大学院生(博士前期・後期)を募集します。小児リハビリテーション領域は,EBMの立ち遅れた領域で,臨床研究の取り組みが大きな課題となっています。

正常乳幼児の運動行動発達研究,発達障害の認知行動研究,脳性麻痺等の発達障害研究,新生児・早産児の神経行動発達研究などに関心のある理学療法士,作業療法士,言語聴覚士,看護師等の大学院生(博士前期・後期)を募集します。

お尋ね等,詳しくは,大城メールアドレス(shohei-o@seirei.ac.jp)まで連絡をお願いいたします。

大城 昌平

2013年6月22日土曜日

理学療法開発学の歓送迎会

6月15日に理学療法開発学の歓送迎会(大城ゼミ・矢倉ゼミ合同)を開催しました。

理学療法開発学では,昨年度に博士後期課程修了生2名と博士前期課程修了生4名を送り出し,今年度は博士前期課程新入生4名を迎えました。
大城教授と2012年度修了生
(左から:鈴木・一之瀬・大城・山下・大杉・本田)
大城先生・矢倉先生をはじめ,多くの在学生と修了生にご参加いただき,総勢19名で楽しく充実したひと時を過ごすことができました。
集合写真
修了された先生方の新天地での益々のご活躍を祈念いたします。
入学された皆様は,これからの数年間が充実した時間となるよう頑張ってきましょう。

皆様,お忙しい中ご参加いただき誠にありがとうございました。

D2 合田 明生

2013年6月1日土曜日

第48回日本理学療法学術大会 参加報告

5月24日-26日に名古屋で開催された第48回日本理学療法学術大会において,大城教授がランチョンセミナーの講師を務めました。また,院生と修了生が発表を行いました。

【ランチョンセミナー】
大城昌平(聖隷クリストファー大学)
「子どもの発達原理と理学療法:赤ちゃんトレーニングのすすめ」
ランチョンセミナー(大城)
成人の中枢神経系障害や骨関節系障害の理学療法でも,赤ちゃんの運動発達原理が応用可能です。セミナーでは,胎児期から乳児期(歩行獲得)までの発達現象を概観しながら,身体と脳発達,知覚・運動発達,身体反応と運動連鎖などの観点から赤ちゃんの運動発達の原理を紹介し,理学療法における赤ちゃんトレーニングを提案しました。会場には,驚くほど多くの来場者があり,理学療法士の赤ちゃんの発達に関心が高いことを実感しました。また終了後に,来場者の方とディスカッションできたことも有益でした。日頃の理学療法の中に,是非「赤ちゃんトレーニング」を応用していただき,「赤ちゃんトレーニング」が広まることを期待しています。(大城)


【演題発表】(筆頭演者のみ)
P-A基礎-151
合田明生(D2,協立十全病院 リハビリテーション科), 佐々木嘉光, 本田憲胤, 大城昌平
「日本人における中強度有酸素運動による脳由来神経栄養因子の反応に関する研究」
ポスター発表 (合田)
修士時代から昨年までに測定したデータをまとめて発表しました。全国の先生方から貴重なご意見を頂くことができ,有意義な経験となりました。(合田)

S-B神経-007
本田憲胤(修了生,近畿大学医学部附属病院 リハビリテーション部), 阿部薫, 中野美紀, 和田紀久, 澤田優子, 寺田勝彦, 大城昌平, 福田寛二
「早産児に対するストレス刺激が引き起こす脳活動を調整するホールディング」

O-B生活-056
重森健太(修了生,関西福祉科学大学 保健医療学部 リハビリテーション学科), 梛野浩司, 中俣恵美, 永井栄一, 出田めぐみ, 西井正樹, 林部博光, 廣島玲子, 西中正則, 甲斐悟
「地域在住高齢者におけるNordic Backward Walkingの運動学習に関する研究」

P-A運動-079
水池千尋(修了生,大久保病院 明石スポーツ整形・関節外科センター リハビリテーション科), 石原康成, 堀江翔太, 大谷豊, 立原久義
「機器を用いたディップ運動が肩関節可動域と結帯動作に及ぼす影響」
機器を用いたディップ運動が肩関節可動域と結帯動作に及ぼす影響について検証しました。ディップ運動によって肩甲胸郭関節の可動域は拡大し,結帯動作の改善に繋がることが示唆されました。学会でいただいたアドバイスを活かし,今後は臨床応用し,その効果を明らかにしていきたいと考えています。(水池)
ポスター発表(水池)