2014年10月29日水曜日

2014年度第7回理学療法開発学定期勉強会 開催報告

2014年10月22日(水)に第7回理学療法開発学定期勉強会を開催致しました。

英文抄読では,M2の加茂さんが「Exercise to improve self-esteem in children and young
people」というタイトルの論文を発表していただきました。普段あまり聞くことのない自尊心という言葉の意味や自尊心がどのように形成していくのかを説明していただき,運動と小児や青年の自尊心との関係について知ることができました。
英文抄読 M2 加茂
進捗報告ではM1の高山さんから研究の進捗状況を報告していただきました。高山さんは「介護職員の慢性腰痛とストレス対処能力」というテーマで研究計画を進めております。介護福祉施設における介護職員の離職がセラピストに及ぼす影響や,ストレス対処能力の評価指標について説明していただきました。研究を進める上での課題はまだあるようで,方法については現在検討中です。
進捗報告 M1 高山
輪読会では飯尾先生から統計解析の進め方についてパワーポイントを用いて発表をしていただきました。統計解析は難しく理解するのに時間を要しますが,分かりやすく重要なポイントを説明していただき,統計解析についての知識が増えました。
輪読 修了生 飯尾

次回11月の勉強会は,以下の通り開催いたします。

日 時:2014年11月26日(水) 20:00-21:30
場 所:聖隷クリストファー大学5号館5501教室

トピックス
研究法の輪読
院生の研究進捗報告

ご興味のある方は,ぜひお気軽にお越しください。
勉強会に参加希望のある方・勉強会の情報配信を希望される方は,森下(14mr11@g.seirei.ac.jp)までご連絡ください。
M1 森下有紗

2014年10月6日月曜日

日本早期認知症学会第15回学術大会で若手奨励賞を受賞しました

修了生の大杉紘徳です。9月12-14日に行われた日本早期認知症学会第15回学術大会において,「高齢者の生活習慣が認知課題時の脳血流反応に与える影響」を発表してまいりました。

様々な生活習慣が,脳血流反応にどのように影響を与えているかを検討しました。その結果,余暇活動や食習慣よりも運動習慣が認知課題時の脳血流反応に強く影響を与えていることが示され,認知症の予防のための生活習慣として,運動が効果的であることが示唆されました。

また本発表が,若手奨励賞として表彰されました。丁寧なご指導を賜った大城先生を始め,ご協力いただきました皆様に,この場をお借りして感謝申し上げます。
若手奨励賞
今後も,臨床へと還元できる研究を進めていきたいと思います。

修了生  京都橘大学  大杉紘徳