2014年3月27日木曜日

ハワイ大学を訪問しました

3月20日-24日,本学言語聴覚学科学生の言語聴覚学研修を視察するため,ハワイ大学を訪問してきました。言語聴覚学研修は,ハワイ大学(大学院レベル)の言語聴覚学講義,施設での治療見学,学生交流等,充実したプログラム内容で,大変有意義かつ刺激的な研修であったようです。今後も,この研修プログラムを継続することを言語聴覚学部門長Dr. Lew等と相談し承諾を得ました。また。理学療法学・作業療法学部門の受け入れも可能ということで,今後,理学療法学・作業療法学研修についても検討し,学部生・大学院生・教員の国外研修の充実と国際教育の推進を図る予定です。世界で活躍するリハ専門職者の育成を図っていきますので,興味のある方は,是非お申し出ください。連絡を待っております。

冒頭の写真は,ホテルからのワイキキビーチの眺めです。弾丸ツアーでビーチでゆっくりする時間はありませんでしたが,少しだけハワイの気分を味わいました。次回の楽しみにとっておきます。
2枚目の写真は,本学の藤原先生とハワイ大学言語聴覚学部門長Dr. Lew他スタッフの方々とのお食事会です。大変明るく気さくな先生方で,これから友好が深まるように期待しています。
大城 昌平

2014年3月17日月曜日

茨城県理学療法士会で開催された「小児理学療法研修会」にて講座を担当しました

2014年3月16日,茨城県理学療法士会で開催された「小児理学療法研修会」にて講座を担当いたしました。

「発達障害を有する子どもの理学療法」をテーマに,自閉症児の認知行動の課題と理学療法についてお話しました(配布資料)。

論点は,「発達学的身体性認知論」(造語)を理論的背景として,1)自閉症児の認知行動の特徴,2)身体を基盤とした胎児新生児,乳児の認知行動の発達過程,3)理学療法の1つの提案として,身体と環境探索を促す赤ちゃんトレーニングのすすめ,についてです。自閉症児には,ボトムアップの感覚系の発達と調整を図り,認知行動の基盤となる自己感覚,そしてトップダウンの統合能力を高めることが必要です。そのための理学療法アプローチとして,赤ちゃんの時に経験すべき豊かな感覚運動経験を再学習してはどうかという提案です。皆さんの日頃の臨床と子どもたちへの支援の参考になれば幸いです。

最後に,この研修会を開催していただきました茨城県理学療法士会の斉藤秀之先生(日本理学療法士協会副会長)はじめ関係の皆様に深く感謝と敬意を表します。
水戸の納豆
写真は,水戸駅で購入した水戸納豆です。今朝,大変美味しくいただきました。
大城 昌平

2014年3月12日水曜日

聖隷クリストファー大学 卒業式・修了式 -博士後期課程 修了生の言葉-

博士後期課程の根地嶋です。去る2013年3月10日に,アクトシティー浜松にて2013年度聖隷クリストファー大学卒業式・修了式がありました。

私事ですが,今年度をもちまして,無事に博士後期課程を修了することができました。
ここまでくることができたのも,何より大城教授のご指導なくしてあり得ません。さらに,周囲の方々からご支援いただいたことも大きな支えになりました。ただただ,感謝です。

修了したからには,自立して活動しなければなりません。しかし,まだまだ未熟です。修了におごることなく精進して行きたいと思います!

2013年度 博士後期課程 修了生
根地嶋 誠
大城教授と根地嶋

2014年3月11日火曜日

第27回日本疼痛心身医学会のお知らせ

第27回日本疼痛心身医学会は,2014年9月13日(土)アクトシティ浜松 研修交流センター音楽工房ホールで開催されます。

テーマは「芸術による痛み患者へのアプローチ」です。聖隷クリストファー大学の金原一宏先生が基調講演「痛みの客観的測定」を行います。是非ご参加ください。

*詳しい案内はこちらをご覧ください。

第27回 日本疼痛心身医学会 のお知らせ

2014年3月1日土曜日

第29回日本静脈経腸栄養学会学術集会(JSPEN2014) 参加報告

D2の佐藤です。2月27日-28日にパシフィコ横浜で開催されました第29回日本静脈経腸栄養学会学術集会(JSPEN2014)に参加・発表をいたしましたので,ご報告いたします。
本学会には非常に多くの職種が参加しており,もちろんリハビリテーション専門職も参加しておりました。ただ,演題数としてはまだまだ少ない印象を受けました。

私は「筋肉量に関連する因子の検討」というタイトルで発表を行いました。回復期病棟入院時において,四肢骨格筋量に関連する因子(身体計測データ,生化学検査データ)は何かという検討を多変量解析を用いて分析しました。用意していた資料がすべて無くなったため関心の高さを多少なりとも感じましたが,質疑応答は盛り上がらず前向きな意見を頂くことができませんでした。今回の反省点を生かし,更なる研究活動を続けていきたいと思います。
最後に,発表にあたり丁寧にご指導いただきました大城教授をはじめ,測定の際に多大なご協力を頂いておりますJA静岡厚生連遠州病院NST委員会の皆様並びにリハビリテーション科の皆様,研究参加に応じていただきました被験者の皆様に感謝申し上げます。
D2 佐藤 慎