2012年8月27日月曜日

第16回静岡県理学療法士学会で優秀賞を受賞 (山下)

6月24日にアクトシティ浜松(浜松市)で開催されました第16回静岡県理学療法士学会(HP)で,修了生の山下裕太郎さんと博士後期課程の大杉紘徳さんが優秀賞を受賞しました。

まずは,山下さんの受賞の声をご紹介します。

私の修士研究テーマである,「大腿骨近位部骨折患者における睡眠状態が精神・認知・運動機能へ及ぼす影響」をまとめ,第16回静岡県理学療法士学会にて発表した結果,優秀賞を受賞することができました。

[演題名]
山下裕太郎,大城昌平
大腿骨近位部骨折患者における,睡眠状態が精神・認知・運動機能へ及ぼす影響
-入院中から退院後の変化に着目して-

発表では,大腿骨近位部骨折患者の睡眠状態は術後から退院後にかけて低値を示すと共に,精神機能に影響を及ぼし,ADLにまで影響を及ぼす可能性があるという結果を示しました。理学療法士として,日中の運動や身体機能ばかりに目を向けるのではなく,精神や身体の回復機能,学習機能を司る睡眠にも目を向けていく必要があるのではないかと考えています。

これまで研究にはほとんど無縁だった私が修士の門をたたき,大城先生の指導のもと,3人の同級生ともがきながら2年間の修士生活を終え,県学会で優秀賞という結果が残せたことは,自分にとっての財産です! 

今後は静岡県理学療法士会学術誌の投稿論文を作成するとともに,臨床家の目線から,臨床に生かすための研究活動を続けていきたいと思っています.丁寧にご指導していただいた大城先生,院生生活を支えあった3人の仲間達,本当にありがとうございました。そして,これからもよろしくお願いします。

修了生 JA静岡厚生連遠州病院 山下 裕太郎

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