2012年6月3日に,聖隷クリストファー大学リハビリテーション研究会(本校理学療法学専攻OB主催)の卒後研修会にて講師をさせて頂きました。
中枢神経系の捉え方~大脳病変における評価と治療①~というテーマの中で,「脳卒中と脳由来神経栄養因子」という話をしました。脳の可塑的変化を促すとされる脳由来神経栄養因子が,脳卒中からの機能回復に如何に関わるのかを近年の基礎研究を紹介しながら説明しました。
普段は認知症との関連で見ている脳由来神経栄養因子を,脳卒中との関連で調べることで新たな発見もありました。認知症のみではなく,脳卒中・うつ・肥満など様々な病気に関与する脳由来神経栄養因子に大きな可能性を感じます。今後も研究活動を続け,新たな知見を生み出し,外部へ発信していくことができるよう努力していきます。
最後にこのような機会を頂いたクリストファー研究会研修部の皆様に感謝申し上げます。
D1 合田 明生
0 件のコメント:
コメントを投稿