O-13
矢島 大輔
「部分荷重課題の運動学習における文脈干渉効果の有用性」
運動学習において,与えるフィードバックの種類の選択と同様に練習様式の選択は運動学習期間を通して常に気を配る必要があります。その練習様式の中で,多様練習・ランダム練習は一定練習・ブロック練習に比べて即時効果に乏しいものの後の運動学習には効果的である理由の一つに文脈干渉効果があります。文脈干渉効果についての詳細は割愛しますが,リハビリテーション場面においては一定練習・ブロック練習をされている事が訓練期間を通して多いと感じています。学習初期には一定練習・ブロック練習は有効的で患者さまのモチベーションの向上にも大切ですが,例えば,訓練中は良いパフォーマンスをみせるのに翌日には出来なくなっている(carry over問題)など運動学習が停滞している場合は訓練様式を多様練習・ランダム練習に変更してみてはいかがでしょうか。
荷重課題については第3報を継続中です。間に合えば本年11月に静岡市で開催される東海北陸理学療法士学会にて発表したいと考えております。
今学会では大城先生とも久しぶりに話をさせていただく事も出来まして大変有意義な時間を過ごせました。ありがとうございました。
最後に私事ですが,本年5月より焼津市にあります志太記念脳神経外科に異動しましてリハビリテーション科の開設をしております。脳外科専門の有床クリニックです,脳卒中に限らず脳腫瘍術後などの多彩な脳外科疾患に圧倒されながらも刺激的な臨床を行っております。今後は脳外科疾患に関する研究も行っていきたいと考えております。今後とも大城先生をはじめ開発学の皆様からのご指導のほど宜しくお願いいたします。
修了生 志太記念脳神経外科 矢島大輔
FS-30
佐野 弘毅・背戸 佑介・四十宮 公平・大城 昌平・佐藤 慎
「生体侵襲による入院患者に対する急性期の運動療法 ―身体活動強度に対する症例検討―」
M3の佐野です。私は,フレッシュマンズ症例報告を行いましたので,報告させていただきます。「生体侵襲による入院患者の急性期の運動療法 ―身体活動強度に対する症例検討―]という演題にて発表しました。私の大学院修士研究課題における対象3例に対して個別に検討を行ったものです。
佐野 弘毅・背戸 佑介・四十宮 公平・大城 昌平・佐藤 慎
「生体侵襲による入院患者に対する急性期の運動療法 ―身体活動強度に対する症例検討―」
M3の佐野です。私は,フレッシュマンズ症例報告を行いましたので,報告させていただきます。「生体侵襲による入院患者の急性期の運動療法 ―身体活動強度に対する症例検討―]という演題にて発表しました。私の大学院修士研究課題における対象3例に対して個別に検討を行ったものです。
急性期病院における高齢入院患者の理学療法を進める上で,栄養状態や炎症反応の評価が非常に重要ですが,今回の発表を通して多くのご意見を頂くことができました。発表にあたり,大城先生,佐藤先生をはじめ多くの先生方にご指導をいただき,ありがとうございました。今回の発表で得たご指導を元に修士論文を進めていきたいと思います。
M3 佐野弘毅
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