2010年12月25日土曜日

すこやかリハサポート2010を開催しました

昨年度に引き続き,理学療法開発学では,本年度も,地域のご高齢者の健康づくりを支援することを目的とした「すこやかリハサポート」を開催しました。
前回は研究費を利用して開催したのですが,本年度は大学の市民公開講座として開催することができました。12月11日と25日の2回開催しましたが,今年も大盛況でした。一回当たりの定員は30名で設定していたのですが,数日で定員オーバーとなったため,運営側の要望もあり急きょ45名まで定員枠を広げたという経緯があります。
講義と実技形式で行い,1日目は身体機能(筋力トレーニング,呼吸トレーニング),2日目は脳機能(脳トレーニング,生活トレーニング)に焦点をあて,知識と技術を啓発いたしました。


■ 1日目(12月11日)
1. 予防医学に基づいた健康づくり(健康講座) 担当:重森健太
2. 筋力トレーニング(健康演習) 担当:根地嶋誠
3. 呼吸トレーニング(健康演習) 担当:金原一宏


■ 2日目(12月25日)
1. 生涯人間発達と健康(健康講座) 担当:大城昌平
2. 脳トレーニング(健康演習) 担当:水池千尋
3. 生活トレーニング(健康演習) 担当:大杉紘徳

本年度もメモリ付きのオリジナルタオルを用いて,適切な評価法やトレーニング方法を啓発しました。
参加された方からも,「分かり易かった」,「年にもっとたくさん開催してほしい」,「運動するきっかけになりそうだ」などの嬉しいお声をたくさん頂きました。
この講座が地域の方々の健康増進のきっかけになればと思っております。(重森 健太)



2010年11月7日日曜日

第26回東海北陸理学療法学術大会で発表しました

福井県において開催された第26回東海北陸理学療法学術大会で3題の発表を行いました。

【主題演題(口述発表)】
1)田中俊輔,宮下大典,栗田貴史,杉本憲子,藤野宏紀,大城昌平
「高齢者の転倒と注意機能について」
【一般演題(口述発表)】
1)大杉紘徳,奥山惠理子,重森健太,志村孚城,大城昌平
「MMSE下位項目とかなひろいテストとの関係」
2)水池千尋,青木梨紗,大城昌平,金原一宏
「笑いが認知課題中の脳活動に及ぼす影響 -近赤外分光法による検討-」

今回,転倒と注意機能について発表させていただきましたが,発表後も多くの質問・アドバイスをいただきまして,反省点が色々とみつかりました。今後の研究に生かしていきたいと思います。(田中 俊輔)



左から:水池,大杉,田中


第31回バイオメカニズム学術講演会 SOBIM2010で発表しました

第31回バイオメカニズム学術講演会 SOBIM2010 (静岡大学)で発表してきました。工学という違った分野の学会で発表させて頂いたことは大変勉強になりました。工学を勉強されている方々の厳密な研究デザインや解析方法,論理的な発表などに圧倒される面もありましたが,我々理学療法士とは違った視点や奇抜な研究もあって,大変面白かったです。発表に際してご指導いただいた大城先生,金原先生をはじめ皆様に大変感謝申し上げます。(喜納 将克)

1)喜納将克,金原一宏,大城昌平
「痛み刺激に対する感受性と自律神経反応,前頭前野脳活動の関係」
2)合田明生,伊藤友孝,大城昌平
「近赤外分光法による運動中の脳血流反応の測定 -独立成分分析の応用-」

喜納

合田

2010年9月11日土曜日

第15回BME on Dementia 研究会で発表しました

東京医療保健大学にて,第15回BME on Dementia 研究会が開催されました。
本研究室からは,大杉(D1)と合田(M1)が参加し,2題の口述発表を行いました。

1)大杉紘徳,重森健太,大城昌平
「前頭前野機能からみたMMSE下位項目の特徴」
2)合田明生,大杉紘徳,大城昌平
「独立成分分析(ICA)を用いた低運動負荷時の前頭前野血流の検討」

発表内容は好意的に捉えて頂けた様子で,発表後には医療系・工学系の諸先生方から多くの意見・感想を頂き,大変有意義な経験となりました。
頂いた意見を参考に,今後さらなる検討を進めていく必要があると強く感じました。 (合田 明生)


大杉

合田

2010年8月29日日曜日

第2回ディベロップメンタルケアセミナーを開催しました(日本赤十字看護大学)

DC研究会は,「日本におけるNIDCAPの取り組み」と題した第2回DCセミナーを開催しました。

講演内容は,
講演1:ディベロップメンタルケアとNIDCAPの概要(木原秀樹,長野県立子ども病院)
講演2:NIDCAPによる早産児の行動観察(大竹洋子,東京都立墨東病院看護師)
講演3:NIDCAPによる早産児のケアプランニング(森口紀子,高槻病院看護師)
講演4:NIDCAPによる早産児ケアの試み:東京都立墨東病院の紹介(土田晋也,東京都立墨東病院新生児科医師)

募集定員を大幅に超え,全国から医師,看護師,セラピストの参加がありました。
熱意に満ちた講演と活発な討論も行われ,DCとNIDCAPへの関心を広まりと高まりが感じられました。
本研究会では,日本でのNIDCAPの応用と,実践的かつ科学的なDCの方法について検討し,関係専門職種者のDC教育を発展させることを目的として活動をすすめます。

次回は,12月初旬,大阪での開催を予定しています。(大城 昌平)




2010年8月23日月曜日

明治安田こころの健康財団研究助成

この度,「早産・低出生体重児の脳とこころを育むディベロップメンタルケア(発達ケア)」の研究テーマで,明治安田こころの健康財団より研究助成をいただきました。
本研究課題は,早産・低出生体重児の発達と親子の関係性を改善することを目的とした,新生児ケアの質の改善に向けた新たな試みです。
頂いた助成金を新生児医療の発展と子どもと家族の未来,そして社会的に還元できるよう,有効に活用させていただきます。(大城 昌平)


静岡新聞 (2010年8月24日)

2010年7月15日木曜日

The Alzheimer's Association 2010 International Conference on Alzheimer's Disease (ICAD)で発表しました

昨年度に引き続き,アルツハイマー型認知症最新の話題が集結するICADに参加しました。話題の中心は,やはり早期発見・早期治療でしたが,早期発見の分野ではアミロイドβ蛋白質の分析が最も注目されていたように思います。また,早期治療の分野では,MCI(軽度認知機能障害)の時期からの介入では遅く,少なくともyoung adultの時期からの介入が必要であるという報告が興味深かったです。研究発表は12日に行い,数名の方から「臨床的で興味深い研究」,「MMSEの脳血流をとることは面白い」など前向きなご意見もいただきました。

大城教授を始めとするご支援いただいた多くの方々に感謝申し上げます。(重森 健太)

Kenta Shigemori, Shohei Ohgi: Frontal brain activation in community-dwelling elderly during the mini mental state examination





2010年7月4日日曜日

第1回聖隷クリストファー大学大学院 理学療法関発学研究会

7月4日(日)に,第1回聖隷クリストファー大学大学院 理学療法関発学研究会を開催しました。この研究会では,大城教授,博士課程に在籍する院生,昨年度修士課程を修了した修了生が研究の成果を発表しました。地域の理学療法士やリハビリテーション関連職種の皆様など約60名の方々にお集まりいただき,発表後には活発な質疑応答がなされました。

我々の研究が少しでも地域の患者様やリハビリテーションに携わる方々のためになればと思っております。また日頃,研究にご指導ご協力をいただいている大城教授ならびに理学療法開発学のゼミ生の皆様に感謝いたします。(金原 一宏)




2010年6月27日日曜日

第49回日本生体医工学会大会 シンポジウム

6月25日-27日 大阪国際交流センターにて,第49回日本生体医工学会大会が開催されました。研究室からは,奥山(D1)と重森(D3)の2名が参加し,シンポジウムで発表してきました。シンポジウムでは,重森の研究内容を「認知症者への評価とリハビリテーション」というテーマで報告いたしました。今後,認知症早期治療の領域に理学療法士の積極的な参加が必要であることを再認識できるシンポジウムとなりました。(重森 健太)

「認知症の早期発見と予防に関するシンポジウム」
オーガナイザー: 志村 孚城(株式会社創生 生体工学研究所)
座長: 湯ノ口 万友(鹿児島大学大学院理工学研究科 情報生体システム工学専攻)
浅川 毅(東海大学大学院工学研究科 情報通信制御システム工学専攻)

S-15-4 Assessment and cognitive rehabilitation in dementia
重森健太1,大城昌平1,奥山惠理子1,志村孚城2
1聖隷クリストファー大学院保健科学研究科、2生体工学研究所







2010年6月20日日曜日

論文がBMC GeriatricsにAcceptされました

論文「Shigemori K, Ohgi S, Okuyama E, Shimura T, Schneider E: The factorial structure of the mini mental state examination (MMSE) in Japanese dementia patients, BMC Geriatrics, 2010, 10:36 (9 June 2010)」
論文はこちらから

昨年7月にICAD(Alzheimer's Association 2009 International Conference on Alzheimer's Disease ;Vienna, Austria)で発表した内容を論文にまとめました。この研究では,MMSEの測定結果の解釈と診断精度を高めることを目的として,我国におけるMMSEの因子構造を明らかにしました。MMSEは世界で最も使用されている認知症スクリーニング検査でありながら,今までMMSEの下位項目に関しては,ほとんど議論されていませんでした。MMSEの下位項目を適切に解釈することができれば,認知症を早期に発見することや認知機能の低下領域に合わせた適切なトレーニングの介入につながります。本研究により,我国のMMSE結果の解釈が前進することを期待しております。論文の作成には,MMSE開発チームの一員Schneider Eric博士(Johns Hopkins University)にもご協力いただき,素晴らしい内容に仕上がりました。懇切丁寧にご指導いただきました大城教授をはじめ,ご協力いただいたすべての方に感謝いたします。(重森 健太)




2010年6月13日日曜日

第14回静岡県理学療法士学会 【2演題が優秀賞を受賞】

第14回静岡県理学療法士学会(三島市)で5題の発表を行いました。
重森,高山の2題が優秀賞を受賞しました。
【一般演題(口述発表)】
1)重森健太,大城昌平,奥山惠理子,金子満男,志村孚城
「早期認知症評価のための新しいMini-Mental State Examination活用に関する研究
~因子分析と脳血流反応の知見から~」
2)根地嶋誠,大城昌平,関直哉,夏目祥子,杉谷竜司,石井裕也
「胸郭の前後径および横径測定の信頼性」
~体幹伸展運動時の胸郭拡張について~
3)大杉紘徳,大城昌平,飯尾晋太郎,佐藤慎,高山善尚,金原一宏,水池千尋
「運動イメージによる課題再現性と脳活動の関係
~近赤外分光法による検討~」
4)飯尾晋太郎,大杉紘徳,佐藤慎,高山善尚,大城昌平
「プリズム適応課題における頭頂葉脳血流変化
~近赤外分光法による検討~」
5)高山善尚,大城昌平,重森健太
「空間認知機能の転倒リスク評価としての有効性」



2010年5月29日土曜日

第45回日本理学療法学術大会で発表しました


第45回日本理学療法学術大会(岐阜)で下記の演題発表を行いました。


【主題演題(口述発表)】
1)重森健太,大城昌平,奥山惠理子,金子満男,志村孚城
「大規模集団におけるMMSEの因子分析と高齢者の前頭前野血流反応との関連」


【一般演題(口述発表)】
1)本田憲胤,東本有司,前田和成,山縣俊之,東田有智,大城昌平,福田寛二
「健常人に対する呼気抵抗負荷時の呼吸困難と大脳皮質局所脳血流量の変化
―near infrared spectroscopyを用いて―」
2)佐藤慎,重森健太,山下裕太郎,大城昌平
「通所リハビリテーション利用者における二重課題を用いた自主トレーニングの効果」
3)水池千尋,大城昌平,高柳公司,有村圭司
「環境の違いが脳卒中片麻痺患者の歩行安定性に及ぼす影響
―3軸加速度計を用いて―」


【一般演題(ポスター発表)】
1)根地嶋誠,杉浦武,久保裕介,小堀かおり,蒲田和芳,横山茂樹,大城昌平
「機械的腰痛患者に対するATM2による運動療法の治療効果
―前向きケースシリーズ研究―」
2)金原一宏,鈴木那奈,大城昌平,水池千尋
「ラベンダーの芳香刺激が作業効率に及ぼす影響」

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本学術大会では二重課題に関するテーマが複数あり,多くの刺激を受けました。
今後も研究を継続し,さらに応用していきたいと思います。(佐藤 慎)



2010年5月26日水曜日

第1回聖隷クリストファー大学大学院「理学療法開発学研究会」開催のお知らせ


聖隷クリストファー大学大学院 理学療法開発学では,日頃の研究活動を地域の皆様に還元するため,研究会を開催する運びとなりました。つきましては,リハビリテーション分野の臨床および研究活動に関心のある方は,お気軽にご参加くださいますようお願いいたします。

日時 2010年7月4日(日) 10:00~17:00 
会場 聖隷クリストファー大学 3号館6階 3601教室
対象 リハビリテーション分野の臨床および研究活動に関心のある方

参加・申込み  無料・申込み不要
ご都合の良い時間にお越しください。

2010年5月8日土曜日

PAS (Pediatric Academic Society) meeting参加,UCLA訪問

5月の連休を利用し,4月30日から5月8日までVancouverで開催された全米小児科学会(Pediatric Academic Society; PAS meeting)に参加し,その後 UCLAのDr. Kek Khee, Loo(長年の共同研究者)を訪ねました。PAS meetingでは,本田先生(近畿大学)たちと一緒におこなっている“Effect of therapeutic touch on brain activation in response to pain stimuli of premature infants”を報告しました。NIRSを用いた新生児への介入研究はまだ少なく,新生児にかかわる関係者が多く発表ブースを訪ねてきて,意見交換を行いました。この発表は近々,論文にして公表しますので,楽しみにしていてください。また,NIRSを用いた新生児の脳血流動態と予後やポジショニングとの関係を検討した発表もあり,今後の参考となりました。UCLAでは,UCLA小児リハセンターのUCLA Intervention Program,昨年開設したRonald Reagan UCLA Medical Centerを訪ねました。大学院生の小児リハセンターなどでの研修も引き受けていただけるそうです。今後も交流を深めていきたいと思います。(大城 昌平)


PAS meeting (Vancouver)

UCLA小児リハセンター (middle; PT, right; Dr. Loo)

2010年4月23日金曜日

「リハビリテーションのための人間発達学」が刊行されました

リハビリテーションでは,「人間発達学」の基礎知識を体系的かつ総合的に理解し,人間発達学の視座から,対象者を理解し,治療を構築していくことが必要です。本書は,リハビリテーション専門職者を目指す大学,および短大,養成校の学生が,人間発達をリハビリテーションの観点からとらえ,対象者の理解と治療に必要な事項について学び,講義で学んだ知識が臨床のなかで生かせることを目指して編集いたしました。さらにより良い書籍となるよう,今後も改訂を重ねていきたいと考えています。皆様のご意見をお寄せいただますようお願いいたします。(大城 昌平)


リハビリテーションのための人間発達学

2010年4月17日土曜日

第1回 畿央・聖隷クリストファー大学情報交換会


4月17日に畿央大学において第1回 畿央・聖隷クリストファー大学情報交換会が開催されました。この会を主催していただきました畿央大学の先生方に感謝申し上げます。両大学から6題の研究発表が行われました。本学からは,飯尾,大杉,金原の3名が発表しました。

発表者の感想は以下の通りです。
「同年代の先生方が同様の研究をしているということもあり,とても刺激になりました。このような会を企画して頂いた森岡先生・大城先生に大変感謝しております。自己満足にならないよう,自分の研究へ還元していきます(飯尾 晋太郎)」
「今回の発表では,畿央大学の先生方や院生の方々に多くの意見を頂き,自分の研究を見直すきっかけになったと共に,課題を見つけることができました。これからの研究活動に今回の経験を生かして行きたいと思います。(大杉 紘徳)」
「今回の情報交換会では,神経系理学療法領域の専門の先生方に研究計画についてご助言をいただきました。私は痛みに興味を持ちこれまで勉強してきましたが,今回の発表では多くの新たな視点や足りない部分を教えていただきました。これらの意見を基に今後の研究を進めていこうと思います。今回,お世話になりました先生方に感謝申し上げます。(金原 一宏)」

今回の情報交換会は,大変充実していました。今後も継続をしていかなければいけないと強く感じました。(金原 一宏)


2010年3月21日日曜日

The 2nd Chongqing International Clinical Neuroscience Forum で発表しました


中国重慶市で開催されたThe 2nd Chongqing International Clinical Neuroscience Forumにおいて,脳卒中患者に対する3軸加速度計を用いた解析方法の紹介と異なる環境における歩行時の体幹の動揺性の違いに関する研究内容の報告を行いました(Title: Analysis of stroke patient walking dynamics using a tri-axial accelerometer)。今回のForumでは,中国をはじめとする多くの国々の医療関係者が招かれ,神経科学分野に関する様々な研究の報告がなされていました。私の発表に対しては,参加者から研究内容に関するご質問やご意見をいただき,今後研究を継続していく上で,非常に有意義な示唆を多く得ることができました。参加にあたっては,ご指導いただいた大城先生,背中を押してくれた皆様に心から感謝します。おかげでとても貴重な経験をすることができました。(水池 千尋)




2010年3月13日土曜日

理学療法開発学の歓送迎会

今年度修士課程を修了された先生方,本当にお疲れ様でした。今後は在院生の指導に,ご協力下さい。また,来年度理学療法開発学へ入られます先生方,「ようこそ!理学療法開発学へ」。これから,共に切磋琢磨していきましょう。歓送迎会では多くの先生方にご参加いただき,盛会でした。日頃の研究や臨床の疑問など多くを語り合い,大変充実した時間を過ごすことができました。ありがとうございました。(金原 一宏)



2010年1月25日月曜日

吉備国際大学を訪問しました

吉備国際大学 保健科学部 理学療法学科を訪問し,横山茂樹先生,横井輝夫先生と研究や教育について大いに話をしました。大学では,先生方の熱心なご指導と豊かな教育環境のもと,学生が生き生きと学んでいる様子が感じられました。また,ご多忙な中,高梁の歴史情緒あふれる街並みをご案内いただき,ありがとうございました。今後とも,どうぞよろしくお願いいたします。(水池 千尋)



2010年1月9日土曜日

東京医療保健大学 山下和彦先生 による理学療法開発学特別講義

東京医療保健大学 山下和彦先生による大学院理学療法開発学特別講義が開催されました。山下先生には,「医療・健康・福祉」をテーマに,医療・福祉・保健の現場で必要な技術や支援方法について幅広くお話しいただきました。これまでに先生が積み重ねてこられた研究の成果は大変興味深いものでした。また,実際に体験させていただいた機器は,非常にシンプルな構造で分かりやすく,やりたいと思わせる工夫が随所にあり,感動しました。今回の講義を通して,多くの学びを得,今後は多くの専門職が連携して研究を進めていくことの重要性を感じました。(水池 千尋)