2008年10月26日日曜日

第24回東海北陸理学療法学術大会(金沢)に参加しました

セミナーⅡ「脳卒中の理学療法-理学療法士の常識は非常識-」(吉尾雅春先生)の講演は,機能解剖,生理学,神経学に裏付けられた理学療法の大切さを改めて再認識し,深く感銘を受けました。
演題発表では,本研究室より3演題の発表を行いました。まだまだ発展途上ですが,興味深い発表であったと思います。また,今後の貴重な示唆を受けることが出来,大変有意義な機会となりました。これからの発展が楽しみです。
金沢の夜は,金城大学の木村朗先生はじめ先生の研究室の方々とご一緒させていただき,素晴らしい金沢の思い出を頂戴しました。木村先生の研究室の発展をお祈りするとともに,これを機会に,理学療法の発展に向け,交流を深めていきたいと思います。 (大城 昌平)



【発表演題名】
・金原一宏,大城昌平,水池千尋,飯尾晋太郎,高山善尚,大杉紘徳,喜納将克
 『芳香が疼痛刺激時の脳活動に及ぼす影響』
・高山善尚,大城昌平,水池千尋,飯尾晋太郎
 『作業記憶課題の違いが前頭連合野脳活動に及ぼす影響 -光トポグラフィ装置を用いて-』
・飯尾晋太郎,大城昌平,水池千尋,高山善尚,金原一宏
 『プリズム適応課題における運動軌跡の修正過程と脳活動』





2008年10月18日土曜日

畿央大学健康科学研究所・大学院共催シンポジウムに参加しました

10/18()に畿央大学で開催された畿央大学健康科学研究所・大学院共催シンポジウムに参加してきました。
柿木隆介先生(生理学研究所)による「様々な神経イメージング手法を用いた人間の脳機能の研究」と題した講演では,脳には必ず記憶が残っているということから開発された“脳指紋”や脳の可塑性,赤ちゃんの顔認知,そして痛みと痒みなどのテーマについて様々な映像を使いながら,興味深いお話をされました。引き続き行われた話題提供(檀一平太先生,荒牧勇先生,森岡周先生)も,非常に学びの多い内容でした。
シンポジウム後に,森岡先生から,神経リハビリ―ション領域の学問発展のためには,自分たちが研究をした結果を論文に書いて出していくことが大事だとお話しいただき,加速的に研究を進めていかなければという思いを強くしました。最後になりますが,参加させていただき,ありがとうございました。(水池 千尋)




2008年10月13日月曜日

第995回理学療法士協会現職者講習会 「NICUにおける理学療法(長野版)」が開催されました

101113日に,第995回理学療法士協会現職者講習会「NICUにおける理学療法(長野版)」が開催されました。全国より難関な抽選(倍率67倍)の結果選ばれた15名の方が受講されました。本講習会で得られた知識と技術を臨床の場に還元し,赤ちゃんとご家族の支援に生かしていっていただきたいと思います。また,これを機会に相互の連携を深め,日ごろの問題を共有し,より良い理学療法の発展につながっていくことを念じております。毎年,本講習会の開催に尽力いただいております,長野こども病院の木原秀樹先生をはじめ,多くの先生方にこころより深く感謝申し上げます。先生方のお陰で,新生児理学療法の理論と技術の発展と啓蒙,人の輪がつながっています。(大城 昌平)



2008年10月8日水曜日

3年ぶりに長崎に行ってきました

長崎大学学長の齊藤寛先生にお会いし,楽しいひと時を過ごさせていただきました。先生は6年間(2期)にわたる学長職を1010日にご退任されました。学長在任中,地域に開かれた大学,「長崎学」の発展,そして長崎を拠点とした国際的な学術交流に尽力されました。先生のお仕事と業績に深く敬意と尊敬の念を表したいと思います。今後ますますのご健勝と,長崎でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
また,1013日には,長崎大学名誉校友であられる下村脩先生がノーベル化学賞を受賞されました。私も長崎大学の卒業生の一人として,心よりお慶び申し上げるとともに,偉大なる先人にならい,自身の道を探求したいと思います。(大城 昌平)