2009年4月8日水曜日

NBAS研修会を開催しました


NBAS(ブラゼルトン新生児行動評価)のイントロダクションコースを開催年1回しています。しかし,NBASに関心のある方にはタイムリーでないことと,また定員をオーバーすることが多く,なかなか研修を受ける機会がないということから,不定期に(参加者が4-5名集まったところで)浜松でNBAS研修会を開催しています。
今回は,東京の国立精神神経センターの白川先生のご高配で,東京で開催しました。臨床心理士,助産師,介護福祉士の計6名が集まり,参加の方々からも多くの刺激を受け,お互いに交流ができ,大変有意義な研修会でした。研修会開催と参加のご希望がおられましたら,お知らせください。(大城 昌平)


2009年3月12日木曜日

第11回日本生体医工学会BME ON DEMENTIA研究会(東京)で発表しました

BME on Dementia という認知症をテーマにしている学会に参加してしてきました。演題発表では,本研究室より2演題の発表を行いました。2演題とも大変興味を持ってもらい,また様々な分野の先生とも意見交換ができ,有意義な経験となりました。今回頂いた貴重なご意見をもとに,さらなる発展をしたいと思います。 (重森 健太)

BME on Dementia
学会に参加させていただき,研究・発表を楽しまれている先生方に大変貴重なご意見を頂き,私も研究に対する取り組みや姿勢を,より深く探究しようと意識しました。発表の際,ご意見を頂きました先生方,また発表にご協力いただきましたゼミの先生方に感謝いたします。(金原 一宏)



重森

金原

2009年2月20日金曜日

「The Newborn As a Person: Enabling Healthy Infant Development Worldwide」(出版社: John Wiley & Sons)が出版されました


T. Berry BrazeltonJ. Kevin NugentBonnie J. Petrauskasによって編集された書籍で,世界各国の新生児行動評価のトレーナーを中心に,世界の乳児精神保健の動向が執筆されたものです。Chapter 5では,「Supporting Parents of At-Risk Infants: Lessons from Japan」と題して,日本からの報告も執筆しています(Shohei Ohgi, RPT, PhD., Tomitaro Akiyama, MD)。乳児精神保健や育児・発達支援にかかわられている皆さんには大変参考になる書籍だと思います。是非,ご一読ください。(大城 昌平)


2009年2月15日日曜日

明治安田こころの健康財団 「赤ちゃんに学ぶ人間のこころのルーツ」講演会が開催されました


子どもの健やかなこころを育むためには,どのような親子のかかわりと専門家の支援が必要なのか?世界の乳幼児精神保健の流れからの講演会が開催されました。我が国をリードする著名な乳幼児精神学者に混ざって,私も未熟児の脳とこころを育むケアという観点から講義を行いました。子どもたちの温かなこころの起源は,母胎内の穏やかな環境と新生児・乳児期の親子の関係性(こころの交流)にあり,そこに支援の視点を置くことが大切です。今日の乳幼児精神保健の世界の動向では,土居健郎先生が示された日本文化特有の「甘え」が注目されています。乳幼児期の健全な「甘え」が,人間のこころのtaken for granted(極あたりまえの)世界(渡辺久子先生)を築き,それを基盤にしてこころの交流が育まれていきます。土居健郎先生の『「甘え」構造』をもう一度熟読しなければなりません。(大城 昌平)

2009年1月6日火曜日

論文が「理学療法科学」に掲載されました


平成19年度修士課程修了生の矢島です。修士論文「時系列データ解析による脳血管障害患者のリーチ動作の運動解析」が雑誌「理学療法科学」の12月号(23巻 第6)に掲載されました。
本論文は,小型で高性能な3軸加速度計を用いて片麻痺患者のリーチ動作の運動解析を試みました。加速度計は小型で軽量であり,動作を阻害することなく,また,評価環境を限定しないという臨床的に有用な特徴を有します。また,得られたデータは非線形解析の次元解析という手法を用いることで,動作を多次元空間内の構成次元(運動の自由度)として表現できました。その結果,リーチ動作の構成次元は片麻痺患者の病態を反映することを示し,今後の運動解析の重要な解析変数になる事を示唆しました。
論文の投稿にあたりましては,投稿用に論文を再校正したり,査読意見に対する返答に苦慮する事もありましたが,2年間かけて書き上げる事のできた論文も学内の評価だけでなく,投稿するという形で学外での評価を頂く事によってより客観的な意見を伺うことができ,とても良い勉強になりました。
今後も研究員の一人として,一つ一つを確実に積み上げていきたいと思います。 (矢島 大輔)


2008年12月13日土曜日

広島大学 浦辺幸夫教授による理学療法開発学特別講義を開催しました

広島大学教授 浦辺幸夫先生による,大学院理学療法開発学特別講義を開催しました。浦辺先生に,「社会に貢献できる理学療法研究を行うために」と題した講義を行っていただきました。内容は,研究者としてのマインド,哲学の話題からはじまり,先生が行っておられる研究,および医療機器の開発など,先生の豊富なご経験と実践からお話を頂戴しました。今後,我々が取り組むべき,研究の方向性について貴重な示唆を頂戴しました。また,自身を律して,研究や研究者の育成に取り組まれておられる先生の姿勢には,深い感銘を受けました。これを機会に,院生の教育や研究の推進について,意見交換ができればと考えています。浦辺先生,誠にありがとうございました。 (大城 昌平)



2008年12月4日木曜日

Curtin工科大学を訪問しました

西オーストラリア,パースのCurtin工科大学を訪問しました。初夏のパースは,さわやかな青空,空の青さを反射したスワンリバーと緑の芝生が広がり,木々に囲まれた大変美しい町でした。Curtin工科大学もまた,緑に包まれた近代的な美しい大学でした。大学ではDr. Garry Alisonにご案内頂き,PTの教育システムや研究活動などについてご説明いただきました。また,Royal Perth Hospitalにもご案内いただき,リハ医療のシステムやPT治療などについて見学させていただきました。日本からも1名の大学院(Master of Physiotherapy)留学生がおられ,臨床研究に取り組んでおられました。私も30名ほどの小児領域のPTと発達研究者を前に,片言の英語で「Principle of Infants' Motor Development」と題したレクチャーを行いました。これを機会に,交流を深め,情報交換や共同研究の進展を目指したいと考えています。 (大城 昌平)