11月26日(水)に2014年度の第8回理学療法開発学定期勉強会を開催しました。
今回も,院生に加えて近隣病院・施設の方や遠隔参加の方など,多数のご参加を頂きました。誠にありがとうございます。
今回は,トピック提供,進捗報告,輪読会の3本立てで行いました。
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会場の様子 |
トピック提供では,ゼミ修了生である浜松医療センターの新屋順子先生より「症例からみる呼吸障害・嚥下障害」というテーマで発表をして頂きました。長年の臨床経験に基づく知恵や,ご自身の症例発表・修士研究の結果をもとに,臨床で症例をみる際のポイントをご提示頂きました。多数の標本から得られる統計的な結果のみではなく,臨床における個々の患者の訴えや観察所見をしっかり考察していくことの重要さを実感いたしました。
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トピック提供 新屋先生 |
進捗報告では,M1の森下さんから自身の修士研究の進捗報告をして頂きました。森下さんは,外反母趾が変形性膝関節症の発症に及ぼす影響について検討を行っていました。研究の方向性が定まってきましたので,今後は修士研究では,明らかにしたい現象のどの部分を検討するのか明確にして,文献検討・仮説設定を行っていきましょう。
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進捗報告 M1 森下 |
輪読会では,M1の高山さんより,分散分析と多重比較検定について発表して頂きました。説明の難しい統計解析について,解析例を示しながら,かみ砕いて分かりやすく発表してもらいました。
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輪読 M1 高山 |
今回も活発な質疑応答が交わされ,有意義な勉強会となりました。今回の勉強会では遠隔受講システムの不良で,遠隔参加の方へのスライド共有ができず,音声のみの提供となってしまいました。遠隔参加の方にはご迷惑をおかけしてしまい,申し訳ありませんでした。今後とも,皆様のご参加・ご協力をお願いいたします。
次回の勉強会は,以下の通り開催いたします。
日 時:2014年12月24日(水) 20時00分~21時30分
場 所:聖隷クリストファー大学5号館5501教室
①英文抄読(D3 佐藤)
②究法の輪読(修了生 小松)
③院生の研究進捗報告(M2 太田)
ご興味のある方は,ぜひお気軽にお越しください。
勉強会に参加希望のある方・勉強会の情報配信を希望される方は,佐藤(12dr03@g.seirei.ac.jp)までご連絡ください。
D3 合田 明生