修了生の大杉紘徳です。11月3日に行われた第53回近畿理学療法学術大会で発表して参りました。
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第53回近畿理学療法学術大会で発表 (大杉) |
今回は,「健康関連QOLと前頭前野脳血流反応の関係‐近赤外分光法による検討‐」というタイトルで,健康関連QOLであるSF-36の下位項目と,認知負荷を与えた際の脳血流反応の関係を検討しました。その結果,SF-36下位項目の中でも,「痛み」の項目が脳血流反応と関連しており,痛みによるQOLの低下は脳機能に影響を与える可能性が示唆されました。
初めての近畿地方学会であり,これまでの東海北陸ブロックとはまた異なる雰囲気を感じることができました。こちらでも,多くの理学療法士が熱心に講演や研究発表を聴いておられ,向上心の高さをうかがうことができました。
今回の学会参加もとても良い刺激になりました。臨床の方々に少しでも示唆を与えることのできる研究を進めていきたいと思います。
最後になりますが,発表にあたり丁寧にご指導いただきました大城先生を始め,京都橘大学の兒玉准教授,研究参加に快く応じていただいた被験者の皆様に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
修了生 京都橘大学 大杉紘徳