今回も,教員・院生に加え,近隣病院・施設の方や遠隔参加の方など,多数のご参加を頂きました。誠にありがとうございます。
今回は,特別講義,輪読会,進捗報告の3本立てで行いました。
特別講義では,聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部准教授の有薗 信一 先生をお招きし,「呼吸器,循環器系リハビリテーション研究紹介」というテーマでお話をしていただきました。
自験例を中心に,Research Questionから,その検証方法をデザインし,その結果までを分かりやすく提示していただきました。エビデンスを蓄積していくことの重要性,英文でそれを発信していくことの必要性を改めて実感させられる非常に良い機会となりました。有薗先生,ご多忙のところ,特別講義をご承諾いただきありがとうございます。
輪読会では,M1の森下さんより,「対象者をどうやって選ぶか?データを取る方法の問題を考えてみよう」「データ収集と誤差・実験計画法」ついて発表して頂きました。実験研究を実施するうえで,対象を抽出する時の留意点,測定データの精度・正確度について分かりやすく説明をしていただきました。
進捗報告では,M2の加茂さんから自身の修士研究の進捗報告をして頂きました。加茂さんは,自閉症児に焦点を当てており,自閉症児の行動問題に関連している因子の検討を質問紙,測定機器を用いて進めております。今後データ測定を進めていく予定ですので,その結果が注目されております。
今回も活発な質疑応答が交わされ,有意義な勉強会となりました。
今後とも,皆様のご参加・ご協力をお願いいたします。
次回10月の勉強会は,以下の通り開催いたします。
日 時:2014年10月22日(水) 20:00-21:30
場 所:聖隷クリストファー大学5号館5501教室
■英文抄読
■研究法の輪読
■院生の研究進捗報告
ご興味のある方は,ぜひお気軽にお越しください。
勉強会に参加希望のある方・勉強会の情報配信を希望される方は,森下(14mr11@g.seirei.ac.jp)までご連絡ください。
D3 佐藤 慎